工務店の選び方 私が経験した悪質工務店の手口と安い家の秘密!?

マイホームを建てる時に、ネットで工務店を調べていて、ある工務店に辿り着きました。その工務店は、街でもよく看板を見かける信頼できそうなところだったのですが、何とも悪質な工務店だったんです。

途中まで親切な工務店だと思っていたので「この工務店で建てよう」と決めかけていたのですが、本当に危ない所でした。もしこの工務店で建てていたらと考えると、ぞっとします。

この記事では私の体験談をご紹介しますので、これから家を建てようとする方のご参考になればと思います。無知って怖いです・・・。

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工務店の選び方 私が体験した悪質工務店の手口①

ネットで地元の工務店を探し、良さそうな工務店があったので話を聞きに行きました。

工務店に入ると、私たちの名字が書かれたウェルカムボードを飾ってくれていました。プリント用紙の簡単なものでしたが、その気遣いが嬉しくて、まずそこで心を打たれてしまいました。

事務の方に案内され、少し待っていると男の人が現れて「こんにちは」と挨拶され、腰を掛けるなり「僕の顔、見たことありますか?」と聞かれました。

私達は「ん?」と思ってると「僕が社長の○○です。HPに載っています」と言われ、ニコニコした人の好さそうな社長さんでした。ここは社長さんが、営業から設計などをやっていて、従業員は、奥さんと事務のおばさまと若めの男の子が一人でした。

この工務店は、もちろん注文住宅を請け負ってくれるのですが、他にこの工務店自体が考えた低価格の家も販売していました。

規格や間取りがほぼ決まっていて、外観の色を少し変えれる程度の全て決められている家を低価格で販売しています。

まずそういった紹介などをされ・・・いや、その家の話の前に、自慢話を何分かされました。

・年に数回海外へ行ったり、アウトドアが趣味なので犬を連れてキャンプへ行ったりする
・犬が本当にお利口さんでかわいい
・この低価格の家は全部自分が考えた・・・

ってところから、やっと話に入りました。年収や、いくらくらいの家を希望しているか?などを聞かれ

「じゃあやっぱり、この家(社長が考えた低価格の家)がおススメです」
「すっごくいいですよ」
「最近建ったばかりのがあるから、この後すぐ見に行きましょう」

ということで、話が終わった後に、社長と私たちで見に行ったんですが、すごい行動力ですよね。そしてその前に土地の話をもしたんですが、私たちがまだ土地を探していないと知ると

「○千万円で建てたいって事は、土地は大体○千万で抑えたいね」
「(事務)さ~ん、〇千万までで、〇市から〇市の地域の土地、全部調べて出して~」

と、すごくテキパキしていて「すごいな」と感心していました。私たちは土地探しも、もちろんド素人なので、資料を見せられて「買えそうな土地なんていっぱいあるじゃん!」と嬉しくなりました。

そして、この社長は土地探しについて私たちにこう言いました。

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社長「不動産屋には行かないで下さい」

私「・・・何でですか?」

社長「素人の人が直接不動産屋へ探しに行くと、足許を見られちゃうんですよ」

私「どういうことですか?」

社長「いい土地見つけても、高く言ってきたり、色々上乗せさせられちゃう場合があるんですよ。だから絶対自分たちで、直接不動産屋に連絡しないで、とにかくいい土地を見つけたら全部私に連絡ください。私から不動産屋へ連絡します」

私たち「よかった~。危なかったです~」

こんな会話が繰り広げられました。今考えれば「は??」って話なんですが、何しろ右も左もわからない不安な所に、親身にこう言われてしまうと信じてしまうんですよね。

この工務店に来る前に、これまた変なハウスメーカーに行ったあとだったので、余計に親切に感じてしまいました。

では信じれる工務店が見つかった(と思ってた)ところで、とにかく土地を見つけなければと奮闘します。社長が提示してくれた土地は、安いだけあってどこも難ありでした。

「直接不動産屋へは行かない様に」と言われているので、ネットで検索したり、自分たちが欲しい地域をグルグル回り「売土地」と書かれている所を探したりしていました。

そしたら希望の地域ではなかったのですが、良さそうな土地を見つけたので「とりあえず」社長に電話しました。だって不動産屋へは連絡しちゃダメって言われてるからね。

すると社長は一度電話を切り、その土地を調べたみたいで「すぐにでも買った方がいい」と電話が来ました。でも私たち的には、第一希望の地域でもう少し探したい気持ちが強く、迷っていました。

それでも社長は「絶対買った方がいい!そんな土地はもう出てこないよ!」と強くすすめてきました。社長の煽り方が激しく、びっくりしてしまい少し怖くなりました。

「すぐにでも契約しないと」とまで言って焦らせてきました。

その時はそれで電話を切り、その数日後も土地探しにグルグルと車を走らせていました。そしたら社長から電話がありました。

社長「土地の方はどうなりました?」

私 「まだ迷ってるので、今、A町辺りを回って探してます」

社長「あの土地は?」

私 「もう少し探したいので」

社長「もうあんないい土地出てこないよ(少し怒り気味)」

私 「でも・・・そんなにすぐ決めるものですか?」

社長「そうだね。普通の人は決める。買う気ある人はね!(怒り気味)」

私 「(土地は)買う気はあるですけど、もう少し考えたいです」

社長「そのA町なんて探してたって無駄だよ。ない袖は振れないんだから!

ムキ~ッ!!!!!ムカツクッ!!!!!

確かにお金はないですけど(笑)こんなこと言われるなんて・・・。あんなに親身でいい人そうだった社長が、こんなこと言うのかと。本性出しやがったな、このク○ジジィ!!今思い出してもムカツク。

取り乱してしまいました・・・。さて、なぜこの社長が私たち(素人のお客)を不動産屋へ直接行かせなかったかと言うと、1番は囲い込みたかったからでしょう。

不動産屋に連絡されてしまうと、私たちがいろんな知識を持ってしまったり、余計な情報を入れたくなかったのがあります。建築条件付の土地だとしたら、他の会社で建てられてしまいますからね。

無知な私たちが色んな情報を知る前に(知識を持つ前に)早く決めて建てさせたかったんでしょうね。

もうね「不動産屋へ行かないで」なんてあり得ない話ですよ。今考えれば、そんなの当たり前にわかるのですが、無知だと「そういうもんなんだ~。危なかった~」と思っちゃいますからね。「いい土地見つけたら、全部先に僕に連絡して」って・・・。どんだけ囲い込みたいんだよって感じです。

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工務店の選び方 私が体験した悪質工務店の手口②

悪質工務店①の「不動産屋に連絡しないで」って行ってくる工務店は、たぶん少ないかもしれません。

でもよくあるのがですね、何かと名目を付け先にお金を取る会社。本当、これ危ないです。こちらが素人なのをいいことに、何も決まってない時に「○○金がいる」などと言って先にお金を取ろうとしてくるところがあります。

それでお金を払ってしまった後に、おかしいことに気付き「お金を返して欲しい」といっても、こういうことをする会社は当然返してくれないところがほとんどです。

そしてなぜか割り引きしてくる会社もあります。「今から1週間以内に決めてくれれば○○さんち(私たち)なら特別に150万値引きします」って言ってきたハウスメーカーもあります。

https://aralesmap.com/koumuten-3/

私たちなら特別って、2回くらいしか話を聞いた事がないのに「特別」って(笑)即効やめました。

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工務店の選び方 私が体験した悪質工務店の安さの秘密

悪質工務店①で書いた工務店の初日に見に行った低価格の家とは、社長が設計した「すでに規格化されている家」です。

「まだ新築したばかりだから見に行こう」と言われ、行ったのですが、もう人が住んでしまっている為、外観しか見ることは出来ませんでした。

その家は、工務店のブログでも大々的に紹介されている、その工務店のオリジナル商品といった感じです。

この工務店のブログで、社長は「家は販売するのものではなく、一緒に作るものだと思ってます」と言っていましたが、規格化した家を思いっきり販売しています。まぁそれはいいとして・・・

規格化されている家は、安くできます。建築材料も間取りも、全部決められていますし、安くしようと思えば、いろいろグレードを下げればいいですし、間取りも安く済む間取りがあります。規格化されて販売しているので、いちいち設計する手間や費用さえ掛りません。

要は、「建売住宅の土地ないバージョン」だから安くできたんです。

そしてそして、社長にひどいことを言われた数日後、その工務店のブログを見てみると「完成見学会」のお知らせが・・・。

普通、現場見学会がある時は、お客に連絡するものなんですが「嫌みを言ってしまいバツが悪いのか?もう買う見込みはない客と判断したのか?」私たちには連絡は来ませんでした。

もうその工務店で家を建てることはなかったのですが、参考に見ておきたかったので社長に連絡して見学会に行きました。

見学会の現場に着くと、やはりバツが悪そうに笑っている社長が待っていました(笑)やっぱり嫌みを言ったのは自覚していて、見学会はわざと連絡しなかったんですね。かなり失礼なこと言いましたからね、このくそ社長。

聞いてもないのに「この見学会はブログには載せたけど、大々的にはお知らせしてなくって・・・」と言ってました。

その社長に案内され、まず外観を・・・

しょぼい・・・。

マジ?ブログに載ってた写真と全然違うじゃん・・・本当に同じ建物?というか、写真の撮り方どんだけ上手いの?って感じ。

さらに中に案内され、旦那と2人絶句・・・。

「今住んでるアパートよりグレードが低い・・・」

旦那と目が合い、思ってる事は同じだとすぐにわかりました。

私たちが、その当時住んでたアパートが築7年以上は経っていましたが、そのアパートの方が、確実にいい設備だと一目でわかるくらい、クローゼットや窓、ドアなどの建具も、ことごとく安っぽく貧相・・・。

いつものニコニコ笑顔でなく、微妙な笑みで「こんな感じで・・・」と言ってくる社長。

「見てはいけないものを見てしまったのではないか?」と動揺してしまう私たち・・・。

「何これ・・・」という感情を隠そうと、必死に笑みを浮かべる私たちを、社長も察知していて、すごく微妙な空気が流れました。

一刻も早くその場を去りたい状況なのですが、中に入ってすぐに「ありがとうございました」なんて訳にもいかないし、全く興味のない家を、一応一通り見ました。

この工務店の安さの秘密は「すべてがしょぼい」ものを使ってるんです。

住宅展示場の家は、どこも豪華に作っているので、そういったところとは比べませんが、私たちが住んでたアパートより(築7年以上、家賃6万円)より、設備がしょぼいんですよ。どんどん新しい設備が登場する世界ですから、型落ちは当然安くなります。

基礎や断熱材など、目に見えないところの建築材料を想像すると怖いですよね。

施主がそれで納得しているなら、特に問題はありませんが、工務店のうまい話しに乗せられ、現場や現物を見ずに契約してしまうと危険です。特に建てている最中は見に行った方がいいですね。

工務店の選び方 私が経験した悪質工務店の手口まとめ

低価格で家を販売しているハウスメーカーや工務店、全てに言える事ではありませんのでご承知ください。あくまでも私が体験した工務店の話です。

ですが、安い家はそれなりに何か理由があるのは確かです。

それが、この工務店の場合は、目に見えてひどかったです。この家なら今のアパートの方がいい・・・と思ってしまいましたからね。でもこの経験はとても勉強になり、今の工務店の良さがわかったのも、この工務店のお陰もあります。

この経験を通して、僭越ながらアドバイスさせて頂くとしたら、いろんな工務店やハウスメーカーの話を聞き、現場見学会には率先して行った方がいいです。

さらに「建ててる途中」の家を見せてくれる所がいいですね。自信があるところは見せてくれますし、ちゃんと説明してくれます。

そして、契約前はいい顔をしてくるので、それも気をつけてください。契約した途端に手のひら返した様にいい加減になって態度も悪くなってしまうのはよくある話です。私たちの場合、契約より前の段階ですごい態度取られちゃってますが(笑)逆にそれが運が良かったです。この工務店で建てなくて済んだので。

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