誰もが一度は引いたことがあるであろう「おみくじ」ですが、大吉から大凶までの順番はちゃんとわかっていますか?
そしておみくじに書いている言葉は昔の言葉みたいで読みにくいですよね。そんなおみくじの言葉の意味や大吉から大凶までの順番をご紹介します。
おみくじの運勢の順番
おみくじの種類や順番何パターンかあり、下記は代表的な種類とその順番です。 何が違うかというと「吉」の位置が違います。
大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶
大吉→中吉→吉→小吉→末吉→凶→大凶
大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶
吉の位置って結構言い分が分かれるんですよね。私は1番下のパターンが一般的と思っていたんですが、調べてみると、神社によっても違うし色々ある様です。
ですが、この辺りはあまり気にせず、自分が思ってる通りに受け止めれば大丈夫です。
そもそもおみくじは、吉凶を占う目的としてではなくその内容を今後どういかしていくか?という道しるべにするものです。
だから本当は吉がどの順番か?とかは、そんなに気にする必要はないです。というか「吉」ってどちらにしろ良い方ですよね。
おみくじの言葉の意味
争事・争い事(あらそいごと):些細な喧嘩や訴訟など広い範囲での争いごと全般。
改めかえる(あらためかえる):方向転換、見つめなおす、一新する
出づ(いづ):出る、現れる、発生する
出ずべし:出てくるだろう、見つかるだろう
失物・失せ物(うせもの):失くしたもの
抱人・抱え人(かかえびと):使用人、雇い人
凶向吉(きょうむこうきち):今又はこれからは悪いが、後に良くなっていく
向吉(むこうきち):これから吉になる
訓(くん):教え
平(たいら):平凡、普通
障り(さわり):問題や障害※障りあり(障害あり)障りなし(障害ない)
耺・職(しょく):職業や仕事 ※耳へんに「云」は職の略字
相場(そうば):株やこれから買いたいものなどの相場
家(屋)移り(やうつり):転居、引越し
造作(ぞうさく):建築やリフォーム
土木(どぼく):建築や改築
旅立ち(たびだち):旅の運勢
便り・たより:連絡、知らせ
走人・走り人(はしりびと):失踪者・消えた人
本復・本服(ほんぷく):病気が回復する。地位や名誉、財産が戻ってくるなど
待人・待ち人(まちびと):人生を良い方向に導く人
安し(やすし):特にこれといった問題は起きない
病事(やまいごと):病気について
おみくじの一番重要なところとは?
おみくじを開くと先に「短歌」が書かれている方が見える様になっています。
あなたはそこの文章を読んでいますか?そこに1番重要なメッセージが書かれています。
むしろ吉凶を気にするのではなく、この文章こそがメインです!おみくじを引いたとき、吉凶と文章の中身が相反していたことはありませんか?
大吉なのに厳しい言葉が書かれている・・・又はその反対。大吉だからいいとか凶だから悪いとは一概には言えないです。
そして、その文章も昔の言葉で書いてあるので、何だか読みにくいですが、それは私たちに今必要なことを神様が教えてくださっている貴重なお言葉です。
※下記の文字はよく出てきますが、文字を重ねる時に使います。
ゝ(一の字点):平仮名を重ねる (例)こゝろ
く(くの字点):二語を重ねる時に使う(例)まあまあ、たびたび
おみくじ運勢の順番や言葉の意味まとめ
おみくじは大吉か?とか凶が出たらイヤだな・・・とか思ってしまいますが、実はその吉凶を占うことより、表に書かれている文章の方が大切なんです。
そこには今の自分に必要なお言葉が書かれています。
まずは吉凶を急いで見る前に、表の文章には何と書かれているか?心を落ち着けて読みましょう。そこで今の自分の照らし合わせて、神様のお言葉、ご助言を謙虚な気持ちで受け止めて下さい。
自分への戒めとし、心がけをすることで行動も変わり人生もいい方向へ導いてくれます。
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