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二日酔い対策 飲む前にできること!飲んでる時にできること!

お酒を飲まなければいけない時があったり、お酒を思いっきり飲みたい時・・・たくさん飲んでしまった翌日のあのツライ二日酔い・・・。想像しただけで恐ろしいです。

あの辛い辛い二日酔いにならない為に事前にできること、飲んでいる最中の注意点などをまとめましたのでご参考にして下さい。

お酒を飲む前にやっておくこと

二日酔い対策その1

飲み物で対策

・牛乳

牛乳は胃に粘膜を張ってくれます。飲んでから2~3時間は、乳脂肪分が胃に膜を張りアルコールの吸収を穏やかにしてくれ、肝臓に負担をかけにくいそうです。
牛乳には肝機能を向上させる機能もあり「酔いが覚めやすい」というデータもあるそうです。
 

・ウコン

ウコンに含まれるクルクミンという成分は、アルコールの分解速度を速めてくれます。
クルクミンは、胆汁の分泌を促しアルコールとアセトアルデヒドの分解を早めてくれます。胃のぜんどう運動を助ける為、お酒を飲む前に飲むのがいいです。たまにお酒を飲んだ後に飲む人がいますが、そういう場合も飲んだ後すぐに飲んだ方がいいです。

※アセトアルデヒドとは・・・

お酒を飲むと、アルコールが肝臓で分解されアセトアルデヒドという物質になります。アセトアルデヒドは体にとって有害な物質で、二日酔いの症状である「頭痛、吐き気、身体の震え、動悸、低体温」を引き起こしてしまいます。

適度なお酒の量なら、肝臓はアセトアルデヒドを十分に分解し、最終的に体外へ排出されるのですが、飲み過ぎてしまうと分解しきれず、有害な物質「アセトアルデヒド」は血液中をまわり吐き気が引き起こされます。

・胃薬

胃腸薬(胃粘膜保護剤)を事前に飲んでおくのも二日酔い対策には効果的です。
胃薬を飲んでおくと胃粘膜の分泌を高めてくれ、胃の働きを活発にする効果があります。胃が弱い方も飲む前に服用しておくと、翌日の不快感を軽減させることができます。

二日酔い対策その2

食べ物で対策

・ヨーグルト

ヨーグルトには整腸作用があり、体内の不純物を体外に排出する働きがあります。
お酒は肝臓や大腸に負担がかかってしまうので、ヨーグルトは最適です。またヨーグルトは乳製品ですので、上記の牛乳と同じ効果があります。

 

・チーズ

チーズには多くのタンパク質と脂質分が含まれています。タンパク質や脂質が多く含まれる食材は消化がされにくいので「腹持ちがいい」とされます。
腹持ちがいいものは消化吸収されにくい性質を持っているので胃腸に長い時間留まり、アルコールの吸収を穏やかにしてくれます。

 

・しじみ
しじみにはオルチニンをいう成分が含まれていて、それが肝臓に良いとされています。オルチニンは体内で発生する有害なアンモニアを分解する肝臓の手助けをしてくれます。
オルチニンの肝機能をサポートしてくれる効果が、二日酔いの予防と解消にいいと言われています。

二日酔い対策その3

体調管理で対策

・空腹のまま飲まない

二日酔い対策の食べ物に「チーズとヨーグルト」をあげていますが、空腹のまま飲むのが一番よくないので、お腹に何かを入れておきましょう。
その時に、なるべく胃に粘膜を張ってくれるものや腹持ちのいいものがいいです。

一度ダイエットしている時に(かなり空腹状態)飲んだことがありますが、頭はグルグルするし、ものすごい速さで酔いました。気を付けて下さい。

 

・体調を整える

とにかくこれが一番大事ですね。体調が悪い時は、おのずと肝機能も低下しています。お酒を飲んでしまうと、さらに肝臓に負担をかけてしまうので飲むのは避けた方がいいです。何か飲み会の予定が入っている時は、普段から体調管理をちゃんとしておきましょう。

お酒を飲んでる時にできること

二日酔い対策その1

お酒と同量のお白湯(お水)を飲む

アルコール度数が高いものを飲むと、それだけ血中アルコール濃度も高くるので、お酒と同量程度のお水を合間合間に飲み、血中アルコール濃度をあまり上げないようにします

血中アルコール濃度が低くなれば肝臓への負担も減る為、アルコールの分解もきちんとされ、二日酔いになりにくいです。

二日酔い対策その2

タバコを吸わない

喫煙家の方も、お酒を飲むとタバコが吸いたくなるという方も、二日酔いにならない為にはタバコは控えた方がいいです。
タバコのニコチンやタールの分解するのに、肝臓に負担がかかってしまう為、アセトアルデヒドの分解に必要なビタミンCを消費してしまいます。なので、タバコを吸いながらお酒を飲むと二日酔いになりやすくなってしまいます。

二日酔い対策その3

つまみを食べる

上にも書いたように空腹でお酒を飲むのはよくありませんので、おつまみを食べるようにしましょう。そのおつまみの中でも、たんぱく質はアセトアルデヒドの分解を促し、肝臓の働きを助けるのに欠かせません。たんぱく源である肉や魚を食べるようにしましょう。そして野菜でビタミンCも摂るといいですね。

まとめ

自分のお酒の許容量を知り、適度にお酒を飲むということができれば、二日酔いにはならないのですが、そうはいかずに飲んでしまうのがお酒の怖さです。
二日酔いにならない様に、または二日酔いの症状を軽くできるように、できる限りのことはやっておきたいですね。

それでも二日酔いになってしまった・・・という方や、二日酔いの対処法を知りたい方は下記の記事もあわせてどうぞ。

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