防災に対する意識が高いと思い込んでいた私ですが、いざ防災リュックの中身を確認してみると、何に使うかわからないものが入っていたり、全くもって危機管理できていませんでした。
これを機に、地震が起きた時のことをシミュレーションしながら、何が必要で必要じゃないのか?を真剣に考えながらチェックしていきました。
反省点を踏まえながら、リュックの中に入っていたものを写真付きでご紹介していきますので、よろしかったらご参考にしてください。
Contents
防災リュックの中身紹介
防災リュックの中身は何を入れる?中身の考え方と正しい置き場所 に書いたのですが、私は最初にキャリーバックにもなる大きめの防災リュックを持っていました。
ですが、そのリュックが大きいし重いし邪魔だしということで、上の写真のリュックに買い替えました。その時に、中身はそのままでリュックだけ変えたので、3人分の防災グッズが入っていました。
入っていたものの写真と共に、グッズの使い方や残しておく理由を書いていきます。
便利アルミシート・レインコート
便利アルミシート3枚とレインコートが3枚入っていました。
便利アルミシートとは、レジャーシートのように敷いて使ったり、寒さ対策にブランケットのように使ったりと重宝するようです。これは絶対あった方がいいので人数分の2枚残しておくことにします。
レインコートも3枚入っていたので、2枚にします。折り畳み傘を防災リュックに入れている人も見かけますが、両手は空いていた方がいいと思うので、私はレインコートを選択します。
簡易トイレ・ゴミ袋
左の「ベンリー袋」というのは、簡易トイレのことで、このセットの中には「蓄便袋(ひも付きのゴミ袋)5枚、持ち運び袋5枚、凝固剤5個」が入っています。
トイレはとにかく困るらしいので、簡易トイレを別にもう1つ購入し入れてありました。下の写真が中身です。
「凝固剤10回分、トイレ袋10枚、保護シート1枚、廃棄用ゴミ袋1枚」が入っています。下の写真のように使います。
あと、黒いゴミ袋が入っていたのですが、トイレにも使えるので、そのまま入れておくことにしました。
簡易トイレは避難所などに避難しない場合も、地震で断水になった場合に家でも使いたいので、家に置いておく用に50回分の簡易トイレをネットでさらに買い足しました。
とにかく私は頻尿で、お腹を壊すことも結構あるので、トイレが使えないというのがすごく心配でした。避難しなくて済んだとして、家で避難生活をするなら防災リュックに入っている15回分と50回分で、2人で1週間はいけるだろうと考え購入しました。
熊本の地震で水道の復旧が1週間かかったという事を踏まえ、1週間分と想定しました。この簡易トイレセットは、他に30回分、80回分もあります。
加熱袋
これは、この赤い袋の中に、左に映っている発熱材と水を入れると、レトルト食品や缶詰を温めることが出来るというものです。食材は15~20分で温まると書いてあります。
これは邪魔にならない大きさなのでそのまま入れておくことにします。
災害が起きた時に「温かいものを・・・」など言ってる場合かな・・・とも考えたのですが、避難して心細い時に、温かいご飯は元気をくれるんではないかと思いました。
手動式懐中電灯・ラジオ・変換アダプター
手動式の懐中電灯とラジオ、それについてきた変換アダプターが入っていました。
停電した時に、ラジオはすごく役立ったと聞きます。手動式ですが、すぐ必要な時はやはり回している暇はないので電池も一緒に入れておきます。
2つ入っていたのですが、この機会にリュックを1人1つにするので、1つずつ入れておこうと思います。
そしてシミュレーションをしてみると、防災リュックに懐中電灯が1つずつ入っていても、寝室で寝ている時に地震が起きたりしたら、玄関の防災リュックまで真っ暗で何も見えない道を歩くことになります。
なので今回、寝室に置いておく懐中電灯とランタンを購入しました。ランタンは避難時にも持っていけるし、家で避難生活をするのにも役立ちます。
ランタンなど、買い足したものは 防災グッズ 100均やホームセンターで買ったおすすめ防災グッズ紹介!! にまとめてあります。
軍手・ホッカイロ・ロープ・ガムテープ
地震があった後は、家の中も外も何がどうなっているのかわかりませんので、軍手は必要です。ですが私の軍手はゴムが伸び切っていたので今回買い替えました。
ホッカイロも、いつ地震が来るかわからないので、寒さ対策に入れておきます。
ガムテープはメモ代わりにもなり便利だというので入れておきます。ですが、ガムテープがあるだけで、マジックがなかったのでマジックを買い足しました。
そしてロープ。ロープってどの防災リュックを買っても、結構入っていることが多いのですが、いらないもの1位というものでもあります。
私もロープって何に使うか疑問だったのですが、入ってるから「何かに使うんだろう」とそのままにしていました。ロープは救出に使うみたいですね。家の災害用具に入れておくことにします。
万能はさみ・カッター・ろうそく・スプーン・コップ
このはさみは、はさみ機能の他に「栓抜き、缶切り、マイナスドライバー」など10個の機能がついていました。10個も機能はいらないと思いますが、缶切りなどの機能が付いていて役立ちそうです。
同じリュックにカッターはいりません。ですが今回2つに分けるので、もう1つのリュックにカッターを入れておきます。
たためる携帯コップが1つしかないので、使い捨てのコップを100均で買い足しました。
ろうそくは、懐中電灯が壊れていた時など必要になるかと思うので入れておきます。でもライター類がなかったため、チャッカマンを買い足しました。
スプーンは、コンビニでもらったものを3つ入れてありました。
マスク・生理用品・ゴム手袋・絆創膏・包帯
ゴム手袋は災害時の水不足の時には、汚物処理など色々な時に使うと思います。写真では1組ですが、3組くらいずつリュックに入れようと思います。
生理用品は女性は持っていた方がいいですね。ナプキンは止血ガーゼにも使えるそうです。避難時はお風呂にも入れないと思うので、ナプキンやおりものシートは数枚持っておきます。
包帯と絆創膏が入っていたのですが、これだけでは心配なので100均でガーゼや消毒を買い足しました。
マスクは風邪や感染症予防に必ず持っておきたいですね。5枚ずつくらいは入れておきます。
まとめ
ちゃんと地震が来た時をシミュレーションしてみると、足りないものが多く「リュックに入ってたからとりあえずそのままにしてある」という考えだった自分が浮き彫りになりました。
地震への意識は高くドキュメンタリーでも被災者さんのことをやっていると真剣に見ていたのに、何も用意できていませんでした。
被災者の方は避難生活は「不潔が一番つらかった」と言っていたのを思い出し、自分でも玉の中でシミュレーションしながら、紙パンツや体拭きなど、必要なものを買い揃えました。
他にも色々と、買い揃えた物については、防災グッズ 100均やホームセンターで買ったおすすめ防災グッズ紹介!! の記事に詳しくまとめましたので、ご参考にして下さい。
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