法多山へ行く目的は厄除け団子目当ての方が多いのではないでしょうか?厄除け団子は、その名の通り「厄を落としてくれる」「厄除けしてくれる」団子として有名です。
その厄除け団子は何と食べ方があるって知っていましたか?
私は何となく食べてしまっていたのですが「厄を落とす食べ方がある」と聞いたので調べたり団子売り場の方にも聞いてみました。
さらに法多山の参拝もしたい方は是非撮ってきた画像を見ていってください。ビックリするくらい歩きます(笑)どのくらい歩くか?駐車場情報、渋滞回避の道も紹介します。
Contents
法多山の厄除け団子 厄を落とす食べ方
厄除け団子は5本の串で一つの団子になっていて一本ずつ分けて食べれるようになっています。
私は1本ずつ分けて食べているのですが「5本一気に食べる」のが厄を落とす食べ方なんだそう。それはなぜかと言うと、5本の串は五体満足の「5」であり
頭・首・胴体・手・脚 を表していて串に厄除けの意味がこめられているそうです。
だから「5本で1つの団子だから他の人と分けて食べてはいけない」ということらしいです。
ですが、男性はともかく女性は一気に5串を食べるのって結構きついですよ。かなりおっきい口開けないとだし、口の中もパンパンになってしまいます。
そこでお団子を売っている方に「団子って5串一気に食べた方がいいんですか?」と聞いてみたんですが「そんなことないですよ」ということでした。ですよね。これ一口で食べるって女の人はすごい顔になっちゃうと思います。イケないこともないですが。
「5本を一度に口に入れないとご利益がない」という噂もありますが、気にしなくて大丈夫です。そんなの気にしながら食べても美味しくないですよ。逆にビビッて運気が下がってしまいそうです。
そして「厄年の人は食べ終わった串を捨てれば厄が落ちる 」ということも言われています。そういったことは思いっきり信じたいですね。
いろんな事が言われている法多山の厄除け団子ですが、5本の団子が5体を表しているのは本当ですが、食べ方に特に決まりはないようです。
とりあえずすごい美味しいですしね。気にせず食べましょう(笑)
法多山の厄除け団子の買い方
厄除け団子は先に券売機で券を買います。
厄除け団子はお店で食べていく人より、買って帰る人がほとんどです。券売機で欲しい数を買い、売り場で団子を受け取ってください。
600円の方を買っていく人が多いです。600円の方は一箱に6かさ入っています(串の数で言えば30本ってことです)1200円の方は一箱に12かさ入っています。
そして厄除け団子をお店で食べていきたい方は、店内の他にテラス席もあります。そこで「紅葉を見ながら」「森林を見ておいしい空気を吸いながら」食べるなんてこともできます。
テラス席なども写真を撮ってきたかったのですが、たくさんのお客さんがいたため撮ることができませんでした。
平日の空いてる時間に行ったので、法多山に来ている方は少なかったように見えたのですが、テラスには結構人がいました。人気なんですね。
本当に気持ちよさそうだったので、混んでなければ食べていくのも良さそうです。
法多山の厄除け団子の由来
法多山の団子はなぜ厄除け団子と言われるようになったのか?由来を知ることでわかりそうです↓。
法多山のHPより抜粋
法多山はその昔、神亀2年(725年)聖武天皇の勅(みことのり)により行基上人が開山した高野山真言宗別格本山であり勅願定額寺の列に偶せられ、朝廷、武将の篤信を授け信仰、文化の殿堂として栄えた。特に法多山では、毎年正月江戸幕府の武運長久、天下泰平、五穀成就の祈祷を奉修し、祈祷ご符と当地名産品を献上する習わしであった。十三代将軍家定の頃(1854年)門前に住する寺士八左エ門の発案による観世音名物団子が登城の土産に添えられたを始めとする。将軍家より「くし団子」とご命名賜り以来、一般参拝客の賞味するところとなり、俗に厄除団子と呼ばれ親しまれ今日に至る。
そして五本の串にさした団子は、頭・首・胴体・手・脚を表しており、団子に厄除けの意味を込めた事だと伝えられています。
また、お団子の食べ方やお団子をおみやげとして配る習慣など、法多山参拝者各々の思いがあるようです。
「各々の思いがあるようです」という文言があるように「こう食べなきゃご利益がない」などの決まりはないですね。
法多山への行き方
・車:掛川ICより15分 袋井ICより20分
・電車:JR愛野駅より徒歩40分~50分
・バス:JR袋井駅から30分「法多山行き」
みなさん法多山へは、403号線の県道から行く人が大半です。そして403号線から251号線に入っていく方がほとんどです。
なので普段ならそのままでいいんですが、もし初詣に行くというなら県道251号線の一本南の道から行くのが一番待たない方法です。
とにかく混むのが403号線と251号線です。道も混むし、駐車場も中々止められません。
大晦日や初詣に行きたいなら渋滞は避けられませんが、251号線から行くより一本南から行くのがマシなんです。
法多山の駐車場情報
まず駐車場MAPが公式HPに載っているので、そちらと合わせて読んでください。
駐車料金は100円~200円あたりですが変動があります。法多山の入り口に近い方が高くなります。
駐車場はたくさんあるので、普段行くならどこに止めていってもいいと思います。ただ「ちゃんと仁王門をくぐりたい」とか「少しでも歩く距離を短くしたい」などあれば、公式HPを見てお好きな所に止めていけば大丈夫です。
初詣の時など混雑時に、比較的に混まない駐車場は「14、15、16」になります。でも仁王門をくぐって参拝したいなら徒歩の距離は長くなってしまいます。
「14、15、16」の方の駐車場に止めた場合は、仁王門と本堂の間にある(この駐車場サイトでいう赤い橋のところ)橋へ向かうと本堂までは近道ですが「ちゃんと仁王門をくぐりたい」とか「屋台をいっぱい見たい」とかなら、歩いて一度3‐①の方へ行かないとなので、徒歩の距離は長くなります。それでも大丈夫なら「14、15、16」あたりがおすすめです。
法多山の歩き方(画像つき)
初めて行く方、しばらく行ってない方に言っておきたいことは
「法多山は山」だということです!!本当コレです。この絵だとわかりにくいですが、本堂までの階段めっちゃ長いです。覚悟してください(笑)
初詣に行こうもんなら「どこに何があるのか?どれくらい歩けば階段が終わるのか?」が見えてきません。
とりあえず普段の空いている時に行って写真を撮ってきたのでご覧ください。
下の写真は任王門を裏から写したところなんですが、木の杖が置いてあるのでご自由に使って大丈夫です。普段の日はかなり余っています。
ちなみに「仁王門」は1640年(寛永17年)建立の国指定重要文化財だそうです。
こんな風なキレイなゆる~い坂道がまぁまぁ続きます。これが初詣は人で埋まります。
さぁ階段の始まりです!259段の階段を登ります!気合を入れて行きましょう!!
階段の先が見えなくなりもう階段終わるかな?というトラップがあります。
これは階段の中間で後ろを振り返った時の写真です。中間ですよ。これぐらい?って思うかもしれませんが下の方の階段が見えないだけで、さらに下にも階段はあるんですよ。
本堂が見えてきて「もう少しだ」って思いますよね。でも中々着かないです(笑)
そしてやっと本堂へ到着します。参拝っていうか運動?って感じです。
さすが格式高いお寺です。立派ですね。さぁ参拝しましょう!!
本堂からの眺めが「法多山は山なんだ」と実感します。見渡す限り山です。
本堂でお参りをしたら下山です。そうです。登ったら同じ高さを下らなきゃいけません。
下山道は行き道より疲れないので安心して下さい。
自然を感じながら歩いて行けると思います。
下山していくと団子屋さんがあります。
さらに降りていくと、もと来た道のお店がある通りに出ます。
ご飯を食べたりお土産買ったり楽しんでいってください。
法多山の初詣プチ情報
法多山は正月三が日はず~っと混んでいます。道もとにかく渋滞しています。
駐車場に止めてからも結構歩きますし、階段をたくさん登ります。なので渋滞を避けるために駅から徒歩をおすすめしているサイトもありますが「体力に自信のない方は渋滞を選んだ方がいい」と思います。
法多山の除夜の鐘は12月31日大晦日につくことができます。
22時30分より受付で配布される整理券をもらい、先着106組が撞くことができます。106組なので1人でなく1グループで1回です。鐘つきは23時30分からということです
混んでいない日の空いてる時でさえ階段はきついです。それがお正月ともなれば人が多すぎて倍に疲れます。なので法多山へ行く際は強くスニーカーをおすすめします!! 何せ山ですから。
私はヒールで行って死ぬほど後悔しました。カップルで行ってケンカになる率高くなると思います。「こっちは足が痛いのに早く歩いてっちゃう。ムカつく」みたいな。
スニーカーで行っても普通にめっちゃ疲れますし。お正月は混んでいて自分のペースでは歩けないですし長い時間歩くので、そのあたりを考えて着ていくもの、履いていくものを考えるといいですね。
法多山のHPはこちらです。
【関連記事】
神社の参拝方法 正しいお参りの仕方をちゃんと知っておこう!!
二礼二拍手一礼の意味は?なぜするのか?いつから始まったのか??
法多山のHPはこちらです。
【関連記事】
神社の参拝方法 正しいお参りの仕方をちゃんと知っておこう!!
二礼二拍手一礼の意味は?なぜするのか?いつから始まったのか??