お墓参りってどれくらいのペースで行きますか?年に数回…あるかどうかという人も多いのではないでしょうか?
そうなると、マナーや作法があやふやになってしまいますよね。
今回は、お墓参りで最低限押さえておきたいマナーや作法をご紹介します。
お墓参りに行くときの服装
お墓参りの服装に特別な決まりはありませんが、露出の多い服装は避けるのが無難です。
厳粛な場所なので、肌の露出を控えた方が好まれます。
また、墓地は虫や蚊が多いため長袖がおすすめ。掃除をする場合は動きやすい服装とスニーカーが安心です。
お墓参りに行く時間帯
時間帯に決まりはありませんが、午前中に行くのが良いとされています。
午前中に行くことで、先祖を敬う気持ちを表す意味もあります。
夕方や夜は足元が暗く危険な上、雰囲気的にも避けた方が安心です。
お墓参りに必要なもの
- お線香
- ろうそく・ライター・マッチ
- お供えする花(菊など長持ちする花がおすすめ)
- 掃除用具(スポンジ、雑巾、軍手など)
- 故人の好物などのお供え物(※最後は持ち帰る)
お墓参りの手順
- 墓前で合掌してから、枯葉や草などのゴミを取り除きます。
- 墓石に水をかけ、柔らかいスポンジで汚れを落とします。
- きれいな水を花立に入れ、花を供えます。
- 水鉢に水を入れ、お供え物を置きます(終わったら持ち帰る)。
- お線香をあげ、合掌します(火は手であおいで消す)。
お墓参りの注意点
宗派やお墓によって作法が異なる場合があります。お線香を立てる・寝かせるなど、家や地域のやり方に従いましょう。
また、お寺や霊園に独自のルールがあることもあるので、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
お墓参りは「故人や先祖を想う気持ち」が一番大切です。
特別な決まりはありませんが、最低限のマナーや手順を知っておくことで、安心してお参りができます。
年に数回しか行けなくても、訪れたときには心を込めてお墓をきれいにしてあげましょう。
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