柔軟剤が香害に!?被害者続出!!あなたの匂いは大丈夫?

ブームになり定番化している柔軟剤ですが、その柔軟剤の匂いが「香害」だと問題になっているのをご存知ですか?

「香害」とは、柔軟剤の匂いが原因で体調不良になってしまってることを「公害」とかけている造語です。かけているという事は、柔軟剤の匂いで被害が出ているということなんです。

私も柔軟剤は使うので他人事じゃない!ということで、どんな害があるのか?対策法はあるか?など調べましたので、ご参考になればと思います。

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柔軟剤の香害被害

香害の原因は?

香害は、柔軟剤に含まれる  わずかな化学物質 に反応して起ってしまいます。症状としては、頭痛や吐き気、思考力の低下、息苦しさ を訴える人が多いようです。

病院へ行くと「異常なし」と言われることが多いようですが、「化学物質過敏症」と診断されることがあるようです。

化学物質過敏症とは、2009年10月には病名登録された、化学物質で発症する体調不良のことを言います。化学物質過敏症は一度発症すると、わずかな量の化学物質にさらされるだけで発症してしまい、柔軟剤以外でも、制汗剤、除菌スプレーなどの強い香料が原因の人もいるのですが、一番被害が多いのが柔軟剤だそうです。

香害110番!?

日本消費者連盟(日消連、東京都新宿区)が17年7月26日と8月1日に合計8時間、「香害110番」を開設して相談を受けつけたところ、専用電話は鳴りっぱなし。相談はファクスやメールでも寄せられ、合計213件になった。

すべて他人が使用した商品による被害で、最も多かったのは、近隣の洗濯物の柔軟剤による被害だった。

「マンションの隣の人が干す洗濯物の柔軟剤のニオイがきつく、苦しんでいる。管理人を通してやめてほしいと頼んだが無視されている」といった内容だ。

ほかにも「他人の柔軟剤のニオイで呼吸困難や吐き気を感じるようになり、耳鼻科を受診したが、『治療できない。精神科で診てもらいなさい』と言われた」

「化学物質過敏症の診断を受けてから生き地獄のような日々。家族も私もボロボロになり、自殺まで考えるようになりました」という悲鳴も聞かれた。
(DIAMOND onlineから引用)

この記事を読むと、私も思い当たることがありました。前に住んでいたアパートは、窓を少し開けただけで、隣りの人の洗濯物からめちゃくちゃ柔軟剤の匂いが入ってきて「どんだけ柔軟剤入れてるんだ?」と思った事もあるし、職場でも制服からものすごい柔軟剤の匂いがする人がいました。残り香で、その人がどこにいたのか?わかるくらい柔軟剤の匂いがすごかったです。

私はその柔軟剤の匂いが嫌いじゃなかったので大丈夫だったんですが、その匂いが苦手な人だったら調子が悪くなってもおかしくないくらい匂ってました。

上記の記事では、8日間で213件とありますが、この110番のことを知らなかった人や、知っていても電話する勇気がなかった人など、隠れ被害者は何倍もいるはずです

スメルハラスメントになる?

おじさんの体臭はスメルハラスメントと言われますが、強い匂いは、匂いの種類が何であれ、同じくスメルハラスメントになりかねません。

キレイなお姉さんが、ガンガンつけてる香水で「オェッ」ってなる場合もありますよね。あれも声をあげて言われないだけで、同じスメルハラスメントになります(何か、おじさんってちょっと可哀想になってきます)

人によって好きな匂いや嫌いな匂いは違いますから、一般的に「いい匂い」と言われるものでも、強く匂わせるのはやめた方がいいです。

「香害」という言葉が生まれているのですから、当然柔軟剤も強すぎれば「スメルハラスメント」になるでしょう。

私が学生の時の話ですが、隣りのクラスは教室全体がワキガの匂いがして「こんなに臭くて勉強できるの?」ってくらいものすごい匂ってました。
でもそのワキガの張本人は気付いてないし、ナイーブな問題なので、まわりも言えずに終わってしまいましたが、ずっとあの教室で過ごすのはきつかったと思います。本人だって悪気はないし、どっちも辛いですよね。

これがいい匂いの方の柔軟剤なら、まだ体臭とかより言いやすいかとは思うのですが、いい匂いなだけに、逆に理解してもらえず取り合ってもらえないこともあるようです。

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加害者と被害者

柔軟剤は使用していると、だんだんその匂いに慣れてしまい「ちゃんといい匂いをつけたい」と表示以上の柔軟剤を入れてしまい、それが香害になってしまうというケースが多いです。

柔軟剤を使っている本人は、匂いに慣れてしまっているので、そこまで他人が匂っているとはわからないのです。

そして、「化学物質過敏症」になってしまった方というのは、最初から柔軟剤などの匂いがダメだったという人ばかりでなく、ある日突然なってしまうことがあります。花粉症と同じように、ある程度の許容量を超えてしまった時に、突然症状が出てしまうパターンが多いようです。

ですから、自分が柔軟剤を使っていて「全然大丈夫」と思っても、化学物質過敏症のような症状になってしまうこともありますし、自分の知らないうちに、他人に強い匂いをバラまいてる可能性もあります。

被害者にも加害者にもなりうる可能性が高いです。

理解されない香害被害

上記の「スメルハラスメントになる」でも書きましたが、体臭がスメルハラスメントになるというのは、たまにテレビなどでも取り上げられていますが、柔軟剤などの一般的に「いい匂い」と言われるもので、体調不良になるというのは、なかなか他人に理解してもらません。

「匂いの好みの問題じゃん」と片付けられてしまう事も多く「この匂いで気持ち悪くなる」などを勇気を出して訴えても「ただのわがまま」と捉えられてしまうこともあります。

体臭は人から発されるものですが、香害は化学物質に対して反応しているので、「公害」という言葉に掛けてあるだけあり、深刻なものだと思うのですが、世間の認識はまだ浅いようです。

現に会社の人の柔軟剤の匂いで体調が悪くなり、出勤できなくなってしまった方や、隣の家の洗濯物の匂いで引っ越しを考えざるを得なくなってしまった方など、たかが匂いと思われがちですが、問題は大きく深刻です。

まとめ

香害の問題は思っているよりも深刻で、深刻なのに理解されにくいという現実があります。

自分は加害者にならない為には、表示以上の量の柔軟剤を使用しないという事と、会社や学校で匂い過ぎていないか?を聞いてみるのも良いと思います。

匂いのことなので中々言いにくいかもしれませんが、もし自分が被害者であったら、相手から聞いてくれた方が言いやすいですよね。

もし柔軟剤などで体調不良になってしまう人がいたら、使用を止めてあげましょう。柔軟剤を「洗濯物をやわらかく仕上げたい」という目的で使っているなら、無香料のもがありますし、「洗濯物にいい匂いを付けたい」という目的で使っているのなら、それは必然ではありません。いい匂いは付けなくても体調は悪くなるものではありませんよね。

明日は我が身という気持ちで、香害に悩む人の気持ちを理解してあげましょう。

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